社長ブログ更新しました【Vol.4】

一意専心なものづくり

今から15年前、私がまだ30代だった頃の話です。
当時の事務所は夏になるとエアコンが全く効かなかったです。
暑い部屋の中で仕事している時、代わりにローソンに行ってアイスクリームを買ってきてくれるロボットが欲しいなと思いました。
セグウェイのように二輪で倒立し、遠隔操作でどこでも移動可能で、当時最新だったiPhone4Sを載せてビデオ通話によりコミュニケーションがとれ、さらに胴体に荷物が収納できるスペースがある。
名前は使い走りするロボットから「パシリー」と名付けました。
使い走り以外に、出先から家族やペットの見守りなど、遠く離れていてもフェイスtoフェイスでのコミュニケーションが出来るように、ロボットを通じて義体化できるというもの。

発売予告を匂わすポスターも作って事務所に貼って開発を続け、通常の仕事をしながら夜はひたすら開発に没頭して数ヶ月で試作一号が完成しました。
ロボット制御システムで特許も出願して勢いがありました。
発信することで取材受けたり開発案件増えたりと、新しい展開につながるきっかけになったことを覚えています。

発想が10年早すぎて夢の発売までには辿り着けませんでしたが、5Gの通信回線が整えば、こんな商品があってもおかしくないし、ようやく似たようなのが出てきた感じです。
売れるか売れないかも大事なことですが、エフ・アイ・ティの「何でも作って挑戦する姿勢」が他社には真似できない部分であり、エフ・アイ・ティらしさで、エフ・アイ・ティの魅力だと思いますので、常に発展的で継続可能な企業を目指していきます。

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